ラテラルフローイムノアッセイ

i-colloid金ナノ粒子はIMRA独自のパルスレーザを用いた材料加工技術により製造されます。その工程では界面活性剤も反応剤も加えられないため、金表面が無垢となり、生体分子との親和性が高いです。表面修飾において、粒子表面を完全に覆いつくし、コロイドを安定させる生体分子の量は少なくて済みますので、修飾効率が大幅に改善されます。
金‐プラチナ合金ナノ粒子は、赤色を示す金コロイドとは違って、黒色を示しますが、これはパルスレーザアブレーションに用いるターゲットを金-プラチナ合金に変えることで 製造可能です。合金の粒子を化学法により製造することは一般に困難とされます。 金‐プラチナ合金ナノ粒子は金とは異なる光吸収スペクトルを示すため、赤色の金コロイドと好対照ですので、多項目イムノアッセイに用いることが可能です。